COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

ビデオオンデマンド

それにしてもGYAOのようにある程度まとまった番組がいつでも無料で観れるのって、よく考えるとすごいことなんですよね。昔からよくビデオオンデマンドっていう言葉は耳にしてましたが、いつの間にかそれと意識せずに利用できるような世の中になってしまっていたんですね。

世の中の動きにあわせるようにして、私の中でもテレビ番組に対する姿勢が一昔前とは根本的に変化してしまっている気がしてなりません。
どういうことかというと、一昔前の私だったら「何曜日の何時からは必ずこの番組を観なければならない。」というように、自分の脳内で確固たる規範が出来上がってしまっていて、あとはひたすらそれに従っていくだけの生活をおくっていたのですが、最近では全くそういう意識がなくなってしまいました。面白そうな番組があったとしても、見逃したらいけないからビデオに録画しておいて後で観ようとか、そんなことすらもやらなくなってしまっていますね。

かといって、最近のテレビ番組が昔と比較してつまらなくなっているとか、そういうわけでもないのです。
率直に言ってしまうと、目の前のテレビ画面で面白そうな番組が始まっても、後でネットを探せばいくらでも見つかるから、また気が向いた時にでも探して観ることにしようと思ってそのままテレビのスイッチを消してしまうことが多いのです。
このあたりの感覚の変容については、私だけではなく、ネットを積極的に活用する人々の多くが経験しているようで、最近よく議論の対象になっているようです。