COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

2045年のGOOGLE

ギートステイト制作日誌 - CNET Japan

リアルタイムに反応する数百万人の人間グリッドノードを調達するためにGoogleが目をつけたのがオンラインゲームでした。オンラインゲームで遊んでいる人たちを人間グリッドのノードとし、依頼主から発注がくると、Googleがその仕事をゲームに変換して多人数に仕事させる。これがゲームプレー・ワーキングの仕組みです。

おーなんかすごいなぁ、とか思いながら読んでしまったのですが、GOOGLEがこないだから始めているイメージなんちゃらっていうやつ?ランダムに画面に表示される画像にひたすらタグづけさせる対戦型オンラインゲームがあるのですが、これの「利用目的を伏せた状態でゲームとして人間に作業させる」という点が、このお話とうまくシンクロしていくような気がします。

それにしても文中に出てくる「人間グリッド」っていうのがものすごくパンチの効いた表現やなぁと思うのですが、これだけだとどうしてもマトリックス的な世界観を連想してしまいますよね?
けど私が思い出したのは大昔に流行ったウォーゲームという映画です。天才ハッカー少年が国防システムに侵入したものの、それをゲームプログラムだと勘違いしたままあちこちいじくりまわして、あやうく世界中が第三次世界大戦の危機にさらされるというものです。

なんかよくわからないパズルゲームを大勢で解いている内に、どこかの国の戦闘に加担していたりとか、そんな妙な世の中になってしまわないことを祈りましょう。