COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

ザ・コンビニ

今週の月曜日に、私の職場のビルの一階に新しいコンビニがオープンしました。


普段私が昼飯を買っていたコンビニは、職場から100メートルほど離れた場所にあるので、距離が近くなった分、我々にとっては便利になったのですが・・普段使っていたコンビニと、今回新しくできたコンビニが同系列のお店なので、「これってちょっとアレやよなぁ」という苦笑まじりの声をよく耳にするようになりました。フランチャイズ系のお店ではこういうことがしばしば起こるから、お店の経営者にとっては一番怖いところだとよく言われることなんですが。


月曜日から水曜日までの3日間は、両店とも完全に戦闘モードに突入しており、朝一から店員達がメガホン片手に激しい値引き合戦を繰り広げていたのですが、おにぎり60円引き等の完全に原価を無視した乱戦を目にするにあたり、ちょっとあまりにも見苦しすぎるよなぁと思ってしまいました。
ここは大阪のオフィス街の一等地なので、各コンビニ業者間での客の奪い合いは避けられないわけですが、今回のバトルにおいては、どちらの店の収益に関わらず元締めの企業はしっかりと儲かるようになっているわけで、そのあたりの展開のわかりやすさが非常に見苦しいなぁなんて思ってしまうのです。


同系列店は半径500メートル以内には出店できないとか、そんな規約を元締め企業で作ってあげられないものなんですかね。全国規模でのコンビニ出店数は10年ほど前から飽和点に達していると言われていますが、今回のようなやり方でしか収益拡大できないようであれば、この業界の先も見えてきているような気がします。