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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

日経ソフトウエア5月号


今月は特集のテーマが「はじめてのプログラミング」ということで、私は全く対象に当てはまっていなかったのですが、それでも書店でパラパラっと立ち読みした時にとても興味を惹かれたので、買ってきて全部読んでしまいました。


この特集の中では、masuidriveさんの記事がしょっぱなの導入部分に当たるのでしょうか。
プログラミングについて、基礎の基礎からやさしく噛み砕いて解説されていてとてもわかりやすいなと感心しました。
プログラムを組む時に大切なのは、変数・分岐・繰返しの3つで、あとは外部ライブラリを利用することでたいていのことは実現できるというふうにまとめられています。
それにしても「プログラミングと、人に何かを伝えることは、実はよく似ている」という言葉はなかなか深いものがありますね。プログラミングを、非人間的な作業だというふうに誤解している人は結構たくさんいるように思われるので、そういう人達にぜひ聞かせてあげたい言葉だと思いました。


masuidriveさんの記事が理論編なら、そこからまちゅさんの記事で実践編へ入っていくようです。
恥ずかしながら私はEclipseを触った経験が一度もないので、いい機会だと思いインストールから一通りやってみました。
初めて使ってみた感想ですが、なんというか入力補完機能とかがすごいですね。ケータイの予測変換みたいで面白いです。カッコとかクォーテーションとか勝手に入ってくれるし、構文チェックもリアルタイムにやってくれているようで、もう本当に至れり尽くせりですね。
ここでもやはり変数・分岐・繰返しの3つがベースになるというお話から、終盤でオブジェクト指向のさわりまで紹介しておしまいという流れになっています。初心者にとっては謎めいた終わり方になっていて、この興味の惹き方はいいですね。


最後の五十嵐さんの記事は、問題解決編とでもいうべきでしょうか。初心者が陥りやすいポイントに的を絞って解説されています。例えば、バグが発生した際に当てずっぽうで探っていくのではなく、問題を切り分け・絞込んでいく手順について具体的に解説されています。
配列のオーバーランについて説明されている箇所で、エリアをつぶしていくイメージは初心者にはつかみづらいのではないかとちょっと思ったのですが、これも実際にそういう失敗をした時に、あぁこのことだったんだなと後になって理解できる日が必ずくるのでしょうね。その時のために、知識として早めに知っておくことは大切ですね。
他には、パフォーマンスについて具体例を挙げて解説されていたり、ライブラリを使うだけではなく自分で実装してみることで理解を深めることができると説かれていたり、今の豊かな時代に忘れがちなことにあえて目を向けさせるような内容になっていて、非常によい記事だなと思いました。


私はプログラミング初心者ではないのですが、この特集記事を読んで、自分が初心者に教える際にどういったところにポイントを絞って解説すればうまく相手に伝わるのかについて、非常に参考になったなと感じています。
そういう意味で、ベテランの方にこそオススメ記事なのではないかと思ったりします。