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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

ITC2008 ライトニングトークスに参加

前回の続きです。
もともとLTには出るつもりはなかったのですが、聴講の申し込みが既に締切られていたので、LT枠で参加してみるのも面白そうだなと思い、勢いだけで申し込んでしまいました。
ちょうど以前から温めていたネタがあったので、これをプレゼンしてみたらどんな評価が得られるのかについても興味があったのです。
とは言うものの、発表まで20日ほどしかなかったので、途中まで作りかけで放置していたこのサービスを人目に触れるレベルにまでもっていけるかどうか、あまり自信はありませんでした。
また、プレゼン用のスライドを作った経験がこれまでなかったので、パワポ系のアプリの使い方がよくわからずに最初の内は途方に暮れそうな感じでした。
ですが発表当日までに、帳尻合わせ能力をフルに発揮して、どちらもそれなりに形にすることができたのでよかったです。


当日は朝から、発表のことを意識する度にものすごく緊張していたのですが、いったん壇上に上って発表を始めてしまえば、自分の言いたいことを観衆に伝えることに必死になってしまい、緊張感などどこかに吹き飛んでいました。
5分間というボリューム感がどのくらいなのかが全くつかめていなかったのですが、案の定時間切れで退場を余儀なくされてしまいました。ですが、言いたかったことは概ね発表できたので自分的には満足でしたね。



プレゼン資料はこちらです。



発表内容については自分の中では正直微妙かなぁと思っていたのですが、終了後の周囲の方からの反応やブログエントリを見るかぎりは、なかなか評判よかったようでとてもホッとしています。


どなたかのブログエントリで、「最初は図書館を作る話なのかと思った…ギーク図書館って結構需要ありそうだから。」と書かれていたのですが、実はプレゼンの最後でそういう話まで引っ張っていこうと思っていたんですよね。

つまり、このサービスを提供することで、

IT関連技術書を予約する利用者が増加する→予約者多数の書籍について、図書館側から利用者に対して寄付が募られる→ギーク連中の本棚に山積みされている積ん読本が大放出→図書館内の蔵書が充実していく→ギーク図書館完成

みたいな流れになっていったらとても面白いのではないかなと思っています。
個人的に利用するためのツールを作成したはずが、それがいつのまにか周囲の世界を変えてしまっていたというのは、映画のような展開でなんとなく面白いですよね。
まさにコードが世界を変えるといったところでしょうか。それなんてマトリックス?


LTについて他に思ったことは、昨年と比べてものすごく運営面で改善されているなと感じたことです。
昨年は各担当者の持ち時間が3分間だったので、全体的に早口になってしまって聴き取りにくい印象を持ってしまったので、もう少し時間を延ばした方がよいのではないかとスタッフの方に伝えておいたのですが、今年は5分間に伸びていました。
また、昨年はプロジェクタに接続できずにスライドなしで発表する方がいらっしゃったのですが、今年はそういったトラブルが起こりえないような仕組みに変更されていたので、とても感心してしまいました。
あと、私のプロジェクタ接続テストの際に、設定の仕方がわからずに結構もたついていたのですが、この時もスタッフで詳しい方がさっと現れてパパッと設定して下さったのも素敵でした。


他のトーカーの方の発表は、自分が緊張していたせいもあってじっくり聴くことができなかったのですが、ウサギと亀がスライド下部に出てくるプレゼンツールがかわいいなぁとぼんやり思っていました。後で調べてみたら、これって発表者の方の自作ツールらしいですね。さすがこういうところにもこだわりを感じさせられますね。
他には、エロ目ジェネレータの方のプレゼン資料をじっくり見ていたら、内部処理についての実装の経緯が書かれていて、とても面白く感じました。人間の感覚をロジックに落とし込んで行く時の作業を、楽しみながらやっているような雰囲気がこちらにも伝わってくるようでしたね。



さて、イベント終了後に開かれた非公式の懇親会では、名札をつけていたせいなのか、私のことを知っている方が何人か話しかけてきて下さったのが嬉しかったです。
LTで私のことを知った方や、以前の私の連載を読んでいた方が名刺交換しにきて下さったりと、初対面にもかかわらず自然と会話が成り立つ環境が出来上がっていたので助かりました。
やっぱりこういう、周囲にほとんど顔見知りの方がいない完全アウェーな状態では、事前に仕込みを用意しておかないとキツいですね。


懇親会の前半は歓談タイムだったのですが、後半以降は恒例のゲリラプレゼンタイムでした。

一番最初の、高齢者のPC・ネット環境についてのプレゼンが、自分的には関心のあるテーマでしたね。通常、Webサイトを英語圏に対応させたりすることはあっても、高齢者圏に対応させるといったことはあまりやらないと思うのですが、これからはそういうことを意識していかないとまずいなということに気づかされました。
日常生活でも、上司に資料を見せる時は、文字の大きさに配慮しないと読んでもらえない可能性が高くなるということを感じる機会が増えてきているので、それはWebの世界でも同じなのだなと思いました。

それ以降も、怒濤のプレゼンの嵐で、誰かがプレゼンをやっているすぐ隣で、他の方が次のプレゼン資料を作成しているといった有様でした。会場はちょっと異様な熱気に包まれていて、私も汗だくになってしまいました。ふと会場全体を見渡してみると、Mac率が非常に高いことに驚かされます。噂には聞いていましたけど、ここまで多いなら天板に名前でも書いておかないと他のMacと取り違えてしまうのではないかとマジで心配になりましたね。


今年のこのイベント&懇親会はとても楽しかったし、自分から能動的に参加していくことで学べた事が多かったので、また来年からも定期的に参加していこうと思っています。
LTのネタについても脳内にてんこもり状態なので、後は実装していくだけです。そして実装するためには、継続して学び続けていくだけなのです。