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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

図書館のこと

最近また話題になっている例の図書館の事件なんですが、わたしも2年ほど前に、同じようなことを府立中央図書館に対してやっていたので、この件のことはどうにも人ごととは思えなくてとても気になっています。


もともとは、府立中央図書館が提供している検索サイトの使い勝手が悪すぎるので、自分でカスタマイズしてみようかと思って始めたことなのですが、当然図書館のサーバで保有している蔵書データを全てぶっこ抜いてくる必要に迫られました。で、自分も同じように秒間1アクセス程度で取得するスクリプトを書いて走らせていたんですが、どうも途中で図書館側のサーバが止まってしまうことが多かったんですよね。でもしばらく時間を置くと復活するので、そこでまたスクリプトを走らせる→サーバ止まるの繰り返しで、コンピュータ関連の書籍データ1万件を取得するだけで結構時間がかかったのを覚えています。
いや、これは今考えると冷や汗モノですよね。一歩間違えたら自分も同じ目にあっていたかもしれないという意味で…


まぁ、この時に作ったサイトは、メンテが大変なのでもう今は運用していないんですが、そもそもこういうことって、利用者側でやることではなくて、図書館側でやるべきことなんですよね。
ただ、図書館って公的機関が運営しているので、サービス悪いっていうイメージが頭の中にあるので、それじゃぁ自分で何とかしようという発想にどうしてもつながってしまうのではないかと思います。
でも、最近の府立中央図書館はとてもよく頑張ってくれていて、新着図書に対して任意のキーワードを指定した検索を定期実行して、その結果をメールしてくれるというサービスが、知らない間に始まっていました。他にも、貸出期間の延長をWebからできるようにしてくれていたり、予約図書に優先順位をつけられるようにしてくれていたりと、痒いところに手が届くような機能追加をどんどんしてくれているようです。
そもそもの検索処理がとても遅かった点についても、いつの間にか改善されているし、これも知事の影響なのか、最近の大阪府は変わっていってるんじゃないかなと感じさせられますね。


例の問題になっている図書館についても、そもそもは自分のところのサイトの機能が低いことが根本的な原因になっていると思うので、そういうことに対するユーザの不満をうまく吸い上げて、サイトに反映させていくような仕組みを提供する必要があるように思います。
ユーザ側も、APIの提供されていないサイトからデータ収集する場合には、サーバに負担をかけているかもしれない、危険なことをやっているのかもしれないといった気持ちを、心の片隅に置いておくことが必要ですよね。
我々は日本最高峰のネットワークエンジニアがいきなり逮捕されてしまう国に住んでいるのだという自覚を常に持って、日々の生活をおくる必要があるのです。