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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

この二十年で失われたもの


このあいだ仕事帰りに、松屋だったかすき家だったか、そういったいわゆる「牛丼屋さん」で晩御飯を食べていたのですが、結構店の中が混雑しているわりには、店員さんが一人だけでやりくりしていて、大変そうな感じでした。
こういうお店って、限界まで人件費を削ってるからしょうがないのかなーと思いながら、店内の客層を見渡してみると、若いカップルが仲良くカウンターでご飯を食べていたりとか、なかなか注文を取りに来ない店員にイライラして怒り出す若い男性がいたりとか、なんだかあんまりな光景でした。



私が若かった頃の常識からすると、どんなにお金が足りなくても、彼女連れでこういったお店には決して食事に来ようとは思わなかったし、200円代の食事を提供してもらう際に店員に高品質な接客を求めたりすることも決してしなかったと思うのです。
どうもなんかいよいよ本格的に、貧しくなってきたなと体で感じるようになってきました。



思えば日本がバブルの頃って、若者が高級外車を乗り回して高級レストランで食事をして、みたいなことをやっていて、日本は経済的に豊かになったんだけれども、精神的にはどうなのかといったところがよく指摘されていたわけです。
そして失われた二十年を経て、ほんとうの意味で、この国は貧しくなってしまったんだなと思うわけです。
経済的にも精神的にも貧しい国、それが今の日本なんだなと思ってしまうのです。