COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

『このマンガがすごい!2013』の3冊を読んでみた

マンガ好きとして、ベスト3だけは押さえておこうと思ったので、さらりと読んでみました。

どれも面白かったです。読んでいて寝てしまうということがなかった。

 

 

  • テラフォーマーズ

なかなか楽しかったです。

アイツが敵として出てくると知っていたので、なんか小さいやつがワラワラと湧いて出てくるイヤすぎる展開なのかなと思いきや、しっかりとしたバトル物に仕上がっていました。

あれですね、仮面ライダーですよねこれは。グロい仮面ライダー。

 

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

これが3作品の中ではダントツによかったです。

私自身、学生時代ゲーマーだったので、あの当時のゲームセンターのディープな空気感を再現しつつ、うまくラブコメ要素と絡めていくという離れ業をあっさりとやり遂げる作者のセンスに惚れ惚れしてしまいました。

これとは直接関係ないですが、ゲーセンで出会った不思議な女の子がうんたらとかいうのがだいぶ前に流行ったのをちょっと思い出してしまいました。

あれはうさんくさかったですね。なんなんでしょうこの違いは…

 

 

 

  • 人間仮免中
なんかいろいろと大変だなと。
飛び降り自殺する人の精神状態って、たぶんこんな感じなんだろうなと思いました。精神的にベストなコンディションの時が一番危険なんだということですね。
重いテーマの割には淡々と読み進めていけたのですが、『一にこの世にあること、ニに快くこの世にあること、生き様なんてのは五の次だ!』という「生きるヒント」的な名セリフが飛び出してきました。
いいですねこの言葉は、魂に響きました。
西原理恵子さんの『人はなるべく殺さない。強姦はできるだけしない。大好きな人を一人だけ作っておく。』と共に、私の座右の銘としたいと思います。

 

人間仮免中

人間仮免中

 

 

私は普段は続き物のマンガばかり追いかけているので、こういう新たな出会いのきっかけを提供してくれるような年間ランキング的企画はホントありがたいですね。

来年も楽しみです。