COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

イノベーション

いま私が働いてる会社は、わりと特殊な事業をやっている会社で、それも結構長い期間、それこそ私の生まれる以前から、ずーっとその事業を継続しているという、いわゆる『息の長い一発屋』的な会社です。

 

なので、日常業務のなにげないヒトコマをとっても、そこには長い時間をかけて積み上げられ堆積してきた『何か』が必ず存在していて、ふとなにかの拍子に、その表層がひらりとめくれて中身があらわになった時に、あぁそういうことだったのかーと納得させられるエピソードが豊富に用意されていました。

 

その度に、なるほどさすがにこれはいろんな人達が長い時間をかけて考えてきた結果こうなっているんやなーと感心させられることになり、去年からjoinしている自分がそこに対して口をだせることなんてごくわずかだろうなと思わせられて、結構へこんだりします。

 

でも、去年の暮れにやってた関西オープンソースの、とあるセッションで、『あなたの身の回りにある物事は、そんなに頭のいい人間が考えたものではないので、黙って見ているだけではなくて、積極的に変えていきなよ!』とか、そんな感じの発言を耳にして、それ以来やっぱそうでなくちゃなーと思うようになりました。

 

ちくしょう、あれって誰の言葉やったかなぁ。

こないだから思い出そうとしているんですが、どうしても思い出せないのがくやしいです。