COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

この技術書がひどい2013

いま図書館にいるのですが、技術書ばかり集めた書架をうろうろしていると、タイトルだけ見てうほっ!と唸ってしまうタイトルが結構あって楽しめます。

図書館って書店とは違って、5〜6年前の本でも平気で前面に置いてあるからなぁ。今となっては、もう見当違いも甚だしいようなことを真面目に主張しているような本なんかもあって、思わずニラついてしまいます。

 

 

 

ミクシィをやめる前に読む本―トラブルを回避する69のツボ

ミクシィをやめる前に読む本―トラブルを回避する69のツボ

もう長らくログインしていないので、今どうなってるのかよくわかりませんが、mixiSNSとして大人気だった古き良き時代のことを思い出させてくれます。

犯罪告白→炎上なんてのも、昔はmixi発だったんですよね。

私も毎日使っていた頃は、あんなこともあったなー、こんなこともあったなーとか、そのほとんどがトラブルだったわけですが、思い出しながら読んでしまいました。

当時の殺伐とした空気を懐かしむのにおすすめです。

 

 

 

フィードがグーグルの世界制覇を阻止する!―ウェブからリアルへの逆流が始まった

フィードがグーグルの世界制覇を阻止する!―ウェブからリアルへの逆流が始まった

これ、何を言っているのか最初まったく意味がわからなかったのですが、どうもRSSがこれから普及していったら、グーグルいらなくなるんじゃね?ドヤァっていう感じのことが書かれているようです。

『フィードは検索エンジンにひっかからないのが弱点である』とか書かれていて、目が点になりました。

あまりにも残念すぎる自己否定。

 

 

 

こちらもすさまじいですね。3Dウェブ仮想世界の覇権争いって…なんかカッコいい。

セカンドライフって、いまもサービス自体継続しているんでしょうか。すでに引退してサードライフを満喫しているような感じなのでしょうか、どうでしょうか。

この本の内容については、ただ単にセカンドライフを紹介しているだけで、グーグルとか覇権うんぬんについては、冒頭だけでほとんど話題に出てきません。

タイトルで煽って終わりかよ。期待して損しました。

たまにハリウッド映画とかでありますよねこういうの。

 

 

 

Googleが消える日―情報学序説

Googleが消える日―情報学序説

あれ、消えるんですか?

どうもこの界隈の人たちって、昔からグーグルを消したくて仕方がなかったようですね。

どの本も5年くらい前に書かれた本だから、グーグルイケイケだった時代背景がベースになっていて、それでこんなことになってしまったのかな?

彼らに、いまの立派になって落ち着いたグーグルを見せてあげたいです。グーグルプラスとかも…グーグルリーダなんて、こないだお亡くなりになってるし。

 

 

 

インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice)

インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice)

あれ、死んじゃうんですか?

パラパラっと読んだんですけど、なんかよくわかりませんでした。

ちゃんと読んだら面白いのかもしれませんが、長いので読みません。

 

 

 

こんなとこでしょうか。技術書といっても一般書ばかり目についたのですが、テクニカルな本についてもトンデモ系を集めてみたいですね。

全体的に、未来の先読みに失敗して墜落してしまった内容の本が多いので、それで未来に生きている我々が読むとニラニラしてしまうわけですね。まったく悪趣味なことこの上ない。ちょっと疲れてるのかな。