COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

趣味プログラミングへの郷愁

最近、以前のように趣味でプログラム書いてないなーと思います。

 

 

ちょうど中年にさしかかった頃に、Webアプリに手を出していた時期があって、あれは結構長い期間ハマってて、それがかなり楽しかったのをよく憶えているんですが、あの時の情熱って一体どこから湧いてきてたのかな、今思うとなんだか不思議な気がします。

 

 

しかし思いかえすと、あの時と同じくらいプログラミングに情熱を傾けていた時期が、自分の人生の中に確かに存在していて、それは小学生くらいの頃のことなんですよね。

今よりかなりしょぼい環境で、ちょっとしたゲーム的なものをこしらえたりして、一人でネチネチ楽しんでたんですね。あれって、グラフイックと読んでいいのかどうかもよくわからないくらいのちっぽけな環境の中で、それでもそこに無限の可能性を感じながらやってたわけですよ。楽しかったなー。自分はコンピュータ使ってどんなことでも表現できると、あの頃は思っていました。

だんだん時代が進んでくると、ゲームなんて子供が一人でネチネチ作れるものではなくなってきて、大人が組織的に、いかに高いスペックの環境を駆使したゲームを作れるかといった世界になってきて…

その頃には、もうプログラミングなんて一人でやってても意味ないや、友達もいないし…って感じで、だんだんと手が離れて疎遠になってしまいました。

 

 

今現在、趣味でWebアプリ作ったりとかやらなくなって、ちょうど子供の頃のそのあたりの経緯とかぶっているなぁと感じることがあります。

限られたリソースの中でうまく工夫して、面白いものをつくりあげる楽しみというか、いまのWebにそんなワクワク感ってあまり感じないのです。

以前と比べて、Web上でできることは遥かに高度で複雑になってきていて、そのぶん『素人が面白半分でなんとなくできてしまうようなこと』が少なくなってしまったように思います。

子供の頃に作ってたゲームって、『倉庫番』とか、あんな単純なやつがほとんどでしたが、それでも素人が面白半分で手を出せるような雰囲気がありました。逆に、現在のゲームを素人が一人でなんとなく作れてしまうといったことは起こりえないでしょう。
それと同じことが、Webアプリの世界でも起こったように思えるのです。

 

 

あーまたなんか面白いオモチャ、出てこないかな。