移植にまつわる話
Colorful Pieces of Game::PC-9801版ギャプラスについての覚書
さりげなく書いてありますが、なんかすごい話だなーと思ったので。
大昔のゲームで、よくアーケードからPCへ移植をされてるやつがあったのですが、
あれってどうやって作ってるのかいつも不思議だったんですよね。
ここでちょっと言われている「目コピ」っていうのは、アーケード版のゲームが動作している様子を目で追いかけながら、隣の開発用PCで再現していくっていうやり方なんでしょうね。
それと異なるやり方として、プログラムをアセンブラ解析しながら地道に手でコンバートかけていく方法もあるみたいで、PC98版のギャプラスはそういう方法でやったということが、ここでの話題になっています。
今のゲームと違って、ものすごくプログラムサイズは小さいはずで、だからこそ人間の手で対応が可能だったと思うのですが、それでも恐ろしく大変な作業だったと思います。
『2つのCPUが同期しながら動いているので~』のくだりを想像するにつけ、よっぽど頭のいい人でないとできなかったのではないでしょうか。