COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

クラウドが人を殺してまわる小説

 

クラウド

クラウド

 

 

不倫相手がストーカー化して大変!

twitterで知り合い仲良くなった人物にそのことを相談すると、彼はすみやかに解決してくれた。

はたして彼の正体は一体?

 

ストーリーを三行でまとめるとこんな感じですね。

ボリューム的にとても短いお話なので、話が二転三転することもなく、ストレートに結末まで突き進んでいきます。

ITに明るい読者であれば、ところどころ無理のある設定が出てくるのでその度に苦笑することになりますが、意外な真相にたどり着くことになるので、その頃には細かいことは気にならなくなっているでしょう。

オチ自体は昔からよくあるパターンなのですが、それも今風にアレンジしてあって、私はなかなか面白いなと感じました。

叙述トリックもさりげなく仕込んであるような感じですね。時間があればもう一度さらっと読んでみようかな。