COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

欠乏感

どうもこのところ、公私に渡って大きな変化の波が押し寄せてきていて、それは今まで経験したことのないような、おそらく津波級の規模であるせいなのか、最近の私はちょっとお疲れ気味です。

もともとこのブログは、普段ぼんやりと考えたりしていることを整理するために書いているのですが、その「ぼんやりと考える」という部分が、うまくできなくなっているようなのです。
時間的には余裕があるので、本を読んだり勉強したりするといった、いわゆるインプットの部分は問題なくできています。けれどもそれらを処理する部分に問題があって、そこからうまくアウトプットできていないような気がします。
例えば、新しいWebサービスを作って公開しようという気持ちがあり、それを実現するためにもがいてはいるものの、具体的な成果物は何も出てこないというのが現状ですね。

我々はよく、日常業務に忙殺されている時ほど、「今は時間がないので暇になったら取り組もう」と、自分が普段抱え込んでいる「夢」を後回しにしてしまいがちですが、おそらくそれは、膨大な時間があったとしても決して実現できるわけではないのだと思います。
それはきっと、精神的に落ち着いた状態にあり、周囲を見渡して何か物足りないなという「欠乏感」のようなものを抱いた時に、初めて実現できるものなのだと思います。

今の私には、この「欠乏感」が欠落しているような気がします。
だからといって、こういうものは求めたから得られるというものでは決してないので、ひたすら次の「欠乏感」が私に訪れるタイミングを待ってみようと思います。