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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

システムアーキテクト資格を受けた感想

10/18(日)の試験を受けてきたので、ちょっと遅くなりましたが、感想や自己採点結果などについて書いておこうと思います。



まず、午前のマーク式試験についてですが、午前1は全く問題なかったのですが、午前2が今まで聞いたこともないような単語が出題されていたりしていて、ちょっと首をかしげてしまうような内容でした。
ここで足切りされたら悲しいなと思いながら恐る恐る自己採点してみたのですが、結果は両方7割取れていたので、午前に関しては無事クリアできたことになります。
やはり、ポケットスタディ高度試験共通の威力は絶大ですね。
ここ5ヶ月ほどほぼ毎日、職場から帰宅する電車の中での10分間を使って勉強していたのですが、5ヶ月間かけてこの本全体を5周することができました。
5周目を終える頃には、ページ開いた瞬間に正解の選択肢が浮かび上がって、解説の文章が脳内再生されるくらいにまでなっていましたね。
この本を使う上でのポイントは、正解の選択肢以外の選択肢も一緒に覚えておくことなのだなと、今になって思います。実際の試験では、過去問からの選択肢の使い回しがとても多いので…



次に、午後1の記述式試験なのですが、昼食後ということもあって試験中にものすごい眠気に襲われながらの戦いとなったのですが、問題を解く上でのコツは充分理解していたので、頭ぼんやりしながらも無事に全問解答することができました。制限時間内に6割取れればOKだと割り切って、細部にこだわらずにリズムよく解いていくのがコツですね。この「全体に渡るリズム感」は結構重要です。
これも、どこかの資格学校が試験後に公開していた模範解答とつきあわせて、自分なりに部分点をつけながら自己採点してみたのですが、6割5分ほど取れていると思います。
うーん、このラインでクリアできているのかどうかがよくわからないのですが、とりあえず大丈夫だということにしておきたいと思います。



そして最大の難関である午後2論文試験ですが、設問アで700字、設問イでは1300字、設問ウで700字と、制限時間内に規定の字数をクリアすることができました。途中で手がつってギブアップになるケースを想定していただけに、これは意外でした。本番前に写経を2回ほどやったのが活きたのでしょうか。ただ、漢字についてはあちこち間違えてしまったような気がします。それと最後の「以上」も書き忘れたような気が…

論文の内容については、1問目の「要件定義について」を選択したのですが、「ユーザーから提示された個々の要求に矛盾がないか」のところが最大のポイントであると、まず判断しました。
そこで、事前に練習で書いていた論文を脳内ストックから引き出してきて、「複数ユーザーから提示された異なるニーズ」に関する箇所を抽出し、その部分をコアにして文章を膨らましていく作戦を取りました。
設問アについては、事前に用意しておいた内容を脳内文章から書き写すだけでよかったので楽勝です。
ここで余裕ができたので、設問イについては、自分なりにアピールできるポイントを強調しながら文章を組み立てることができたように思います。その結果、規定字数800字以上を大幅に上回ることができました。
設問ウについては、今年から傾向が変わって、事前に用意できる内容ではなくなってしまったので、適当にアドリブでごまかす作戦でいきました。
いい内容がなかなか思い浮かばなかったのですが、結局は「エンジニアでないユーザーにもわかりやすいような資料を作って丁寧に説明した」というところに落ち着くしかないので、そのことを薄く引き延ばしながら規定字数の600字に届くように頑張ってみました。



さて、試験の合否については、論文まではなんとかたどり着く事ができていると予想しているのですが、論文の判定基準がよくわかりません。規定字数はクリアできているし、内容についても意識して「プロとしてのものの見方や考え方」を示すように心がけたつもりなので、ひょっとするとひょっとするのではないかなと思っています。
まぁ、12/21の発表を気長に待つことにしましょう。
もし今年は駄目だったとしても、来年は論文一点に絞って対策を立てることができるので、よりコストをかけずに挑むことができるはずです。
今年の勉強時間をトータルすると、5ヶ月間で100時間程度使ったので、だいたい0.6人月程度で落ち着きました。もし来年再チャレンジするとなれば、0.4あたりで充分合格ラインまでたどりつけそうな気がします。



試験勉強を始めてからこれまでの全体的な感想については、やっぱり自分は色々なことをあまりにも知らなさすぎるという、この一点に尽きると思います。今回そのことをあらためて痛感させられました。
日頃からIT関連の仕事をしているといっても、実態は、座敷牢のようなところに閉じ込められて、外の世界から隔離された状態で仕事をしているので、外部で起こっている出来事を、情報として自分の中に取り込んで消化していく作業はなかなか刺激的でした。
若い頃は、会社から強制的に受けさせられる、年に二回もあるこの試験がウザくて仕方がなかったのですが、やはり試験が目の前にあれば勉強するし、勉強しだすとそれなりに色々なことに興味が出てくるし、そこをとっかかりにして新しい世界が広がるきっかけにもなるし、それゆえにこの試験を受け続けることには意味があるのではないかなと思い始めています。