COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

奥歯がやばい

このあいだ、奥歯の歯茎の部分がひどく膿んでいたので、歯医者に診てもらったところ、どうも歯の根本のところがかなりひどい状態になっていると言われました。

それで、ここ二ヶ月ほどはお薬を入れたりして様子をみていたのですが、ひょっとしたら抜歯しないといけなくなるかもしれないとのこと。

抜いた後で、欠けた部分を入れ歯にするのかインプラントにするのか考えておくように言われています。

インプラントにする場合は、あれは定期的に歯医者に来てメンテナンスしないといけないので、もし年老いて寝たきり状態になった時に、ケアしきれなくなるのが問題になってくるそうで、結構長期的なスパンで考える必要があると言われました。

 

歯とはいえ、体の一部分を失うというのは、精神的にダメージが大きいですね。へこみます。

それに、今の時点から、「老いていく自分」に対する準備みたいなものを始めておかないといけないのかなと思い、それもまた非常にブルーです。

これが歯だからまだいいようなものの、これから先、だんだんと目が見えなくなってきたり、耳が遠くなってきたり、体のあちこちが思うように動作しなくなってきたりとか、ちょっとそういうのも想定していくと気が滅入ってきますね。

 

なんかそういう「老いていく自分」を受け入れるのって、まだ今の時点ではとても抵抗があるのですが、そうやって徐々にいろんなものを受け入れていく中で、最終的にはそこから「死」を受け入れる準備につながっていくのかなと思ったりもします。

若い頃は、ある日突然「死」がやってくるものだとばかり思っていたのですが、実際はそうではなくて、生きている間にゆっくりと時間をかけて、「死」を迎え入れる準備を進めていくものなのかもしれません。

 

そういう意味では、奥歯は私の死の象徴なのです。

そのスタートラインと言えるでしょう。