ペット型ロボットの死
ペットを飼っていて一番残念に思うことは、いつかはお別れしないといけないという点です。その一点がある為に、私は長年ペットを飼うのを止めていた時期がありました。
リンク先で話題になっているのは、ロボットのペットなので当然そんな心配はなかったはずなのに、実はそうでもなかったよという矛盾なんですよね。
しょせんはハードウェアだから、保守できるリソースがなくなってくるとどうしようもなくなってしまうんですね。当然といえば当然のことなんでしょうけど、15年前にこんな未来を誰が予想できたでしょうか。
それならハードウェアではなくて、ソフトウェアでペット的なものを再現すればいいのではと思ったりもするのですが、むかーしむかしにポストペットというものがあったのを思い出してしまいました。あれ、メール届けに行ったまま帰ってこなくなったりするんですよね。知り合いがそれでものすごく凹んでいたのを今でも覚えています。
結局はそういうペット的なものを作るときには、「いつかは亡くなる」っていうのを大前提にして、あらかじめそこまでプログラムしておくのがベストなような気がします。
【閲覧注意】病みゲー コレクション
長年、海外のゲームをやっていると「なんでこんなゲーム作ってしまったのかな?」と、作った連中の頭を疑いたくなってしまうような奇抜なモノにまれに出会うことがあります。
ただ単に「恐ろしいゲーム」という訳ではなくて、なんというかうまく言えないのですが、ゲームの背景にある思想自体が病んでいるとでも言いましょうか…それこそ幽霊とかゾンビが出てきてグダグダやっているのが逆に健全に感じられるような、とても奇妙な気持ちにさせられるゲームのことです。
今日はそんな「どこか病んでいるゲーム」を5つご紹介します。
Condemned : Criminal Origins
Condemned scary moments and sick scenes - part 2 ...
登場する敵キャラクターは全て人間なのですが、どいつもこいつもアレな感じで、まさに病んでいます。
どうしてこうなった…大丈夫なのかこれは…
ちなみに1:30あたりから驚愕のシーンが始まります。
この驚かせ方がとてもうまいなぁと、プレイしていた当時はとても感心しました。
Manhunt
Manhunt - Executions (High Quality) - YouTube
ゲームとしてはシンプルなアクションといった感じでとても単調なんですが、問題なのはこの動画に集めてあるような処刑シーンですね。
非常に残酷な描写で、プレイしていてキツかったのを覚えています。
しかも、難易度の高いプレイをきめることで、より残虐な描写になっていくのです。
この「ご褒美感」には、とても病んでいるなと思わされます。
Postal 2
Postal 2 Official Trailer - YouTube
これは有名なのでご存知の方も多いでしょう。
一般市民を殺してしまわないようにひたすら注意しながらプレイするゲームです。
ただ、どんなに気をつけていてもいつの間にか大虐殺になってしまうので、そのあたりのアイロニーを味わうゲームなんでしょうねきっと。
ゲーム全体を通じてコミカルな空気が漂っているところが唯一の救いでしょう。
Outlast
Outlast - Official Trailer from Red Barrels (Full ...
これはCondemnedと非常に雰囲気の似たゲームです。
なので敵キャラクターがアレな人間ばかりでもう大変です。
主人公は戦うことができないので、ひたすら防戦一方。万が一敵につかまってしまうと、それはもうひどい目にあってしまいます。
ハサミを使ったとても痛いシーンがあることでも有名。もう思い出したくもないですが。
Hatred
HATRED Gameplay Trailer - YouTube
これはまだリリースされていないのですが、トレイラーだけでも充分破壊力があったのでここで取り上げました。
ゲームの方向性としては、Postalに近いのかな。
罪のない人たちが銃火にさらされるシーンがこれでもかこれでもかと押し寄せてきます。
とにかく残虐描写がキツイですね。ほんとに発売できるのかこれは。
いかがでしたでしょうか?
今日ここで取り上げたゲームは、心の底から病んでいるものばかりですので、人におすすめしたりするような類のものではないのかもしれません。
ただ、人間にはそういう「心の闇」をゲームを通じて疑似体験したいという欲望がどこかに潜んでいて、そういった欲望を密かに満たすために、このようなゲームが存在しているんだろうなと私は思っています。
動画だけで満足できなかった方は、是非こっそりとプレイしてみてください。
最初の読者層
「にゃんこをひきとった感じ」livedoor Readerからドワンゴへ24日間の舞台裏 - 週アスPLUS
記事中の次の発言に考えさせられました。
「サジェストの元データになる最初の読者層が、ネットから記事を探し出すための道具として、なくなってはいけないもの」(細川氏)
そうですね、我々がSNSやソーシャルブックマークなどから興味深い記事をサジェストしてもらえるのも、この「最初の読者層」がいるからであり、彼らにとって必要なのがLDRのような高速なRSSリーダーなのですね。
気になるのは、この「最初の読者層」というのが具体的にどのあたりの層を指しているのか?という点です。
情報が発生して伝播していく流れの中で、上流にあたる部分って、どのあたりなんでしょうね。具体的に、この人はこの位の発信力があるみたいなのって、数値化して比較できたら面白いのになーと、ぼんやりと考えてしまいました。
ホームレスだって本を出したい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
昔テレビでやってた電波少年みたいな企画ですね、これは。
住む家はないけど、SNSを駆使してなんとかやっていきましょうという人なんですが、いいですねーこの他力本願っぷり。
本を出したいと言っておきながら、自分には文才がないので代筆してもらうとか、いやそこは自力でふんばるところだろうと。
なんでもSNS上で結婚相手を見つけて、その結婚式の費用もクラウドファンディングで調達したそうですよ。
今一生さんが聞いたら卒倒しそうなお話ですが、でもこの本はなかなか面白そうです。電子書籍でセールしてたらうっかり買ってしまいそうなレベル。
サイコブレイクをクリアしました
バイオハザードの流れを汲む新作ということで、ホラーゲーム好きの私としては、以前から楽しみにしていたのですが、予想していたのとちょっと違う出来に戸惑いながらも、気がつけばエンディングまでたどりついていました。
総プレイ時間が15時間超、死亡回数90回弱でした。
ゲームを通してよかったと感じる点は、グラフィックですね。
グラフィックエンジンにidのやつを使っているらしく、あの独特のザラついた感じの描写がこのゲームの雰囲気によくマッチしていて、とても気に入りました。
狭い場所でも、逆に視界が開けた場所でも、暗い場所でも明るい場所でも、どちらもとてもキレイに描写できているので、よいエンジンだなと思います。普段アンリアル系ばかり目にする機会が多いので、新鮮に映っているだけかもしれませんが…
他には、武器の弾薬が常に少なめなのにもかかわらず、きっちりと敵を倒しながら進めていける点がよいと思いました。このままだと絶対に弾薬が足りなくなって、ボス戦で詰んでしまうだろうと、なんどもヒヤヒヤしたものですが、結局そんなことには一度もならなかったのが素晴らしいと思います。このあたりのバランス調整は絶妙ですね。
逆にイマイチだなと感じたのは、ストーリー進行です。
ストーリーが前進しかける度に、いきなり場面がコロコロ変わって、その度になにがどうなったのかわからなくなってしまうのです。
それが繰り返されるうちに、「これってたぶん、誰かの頭の中に展開されている精神世界で戦っているのかな?」というふうに思えてきて、途中からは変にストーリを追いかけることは止めて、純粋なアクションゲームとして楽しむ方向に気持ちがシフトしていってしまいました。
他にもマズイなと思う点があって、それは、別のホラーゲームにインスパイアされているような箇所が多く、新鮮味に欠けるところですね。
「これはあきらかにDead spaceだろう」とか「これはoutlastだろう」とか、名作と呼ばれるゲームの名シーンを再現したような場面がちょくちょく出てきて、それはそれで思わずニヤリとしてしまうのですが、うーん残念ながらこれではパクリの域を脱出できていないような気がします。
などと、ちょっと辛口に批評してしまいましたが、全編通して遊んでみた感想としては、とても面白かったです。
最近は歳のせいなのか、ゲームをやり始めてもエンディングまでやり遂げることがなかなかできなくなってしまっているのですが、このゲームは途中で投げ出さずにスイスイと遊べてしまいました。
飲み会の幹事をラクにしたい
この間、飲み会の幹事をやりました。
めんどくさいですね。
プライベートで飲み会をやりたいというニーズは結構あるんですが、幹事をやるとなるとなかなかめんどくさくて、言い出しっぺになる勇気が湧いてきません。
まず日程を決めて、参加してほしい人たちにメールや電話で出欠確認して、人数が確定したらお店を探して予約を入れて、当日までに都合が悪くて参加できなくなる人がいたらそこでまた調整してと、こういう細切れのタスクが積み重なってくると、意外と負荷が高い感じになってきますよね。
もっとなんかこう、スマートなやり方とかないもんかなーと、ネットサービスとかで使えそうなものがあるのではないかなーと思ったりもするんですが、探すのもまためんどくさいので、結局いつもどおりの泥臭いやり方でやってしまいます。