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COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

未読の本に囲まれて

子供の頃から読書家だった私は、ジャンル・形式・著者を問わず、これまでありとあらゆる本を読んできました。
世の中を広く見渡すと、一日に軽く10冊くらいは読んでしまうような読書マシーンな方もいらっしゃるようなのですが、私にはそんな名人芸のようなことはとても無理です。
どうしても一冊一冊じっくり読むというやり方になってしまうのですが、最近では一冊を読み終わる前に頓挫して、新たな本を読み始めてはまた頓挫してということを繰り返しています。


スランプなんでしょうか?
ここ二ヶ月間で購入した本と、それらの進捗度合いについて整理してみることで、何か原因のようなものがみつかるかもしれませんね。
というわけで、早速整理してみましょう。

書籍名 著者名 進捗度 一言感想
フューチャリスト宣言 梅田望夫茂木健一郎 30% 対談形式なのでサラサラ読めるし興味深いが、何故か挫折
ハッカーと画家 ポール・グラハム 20% オタクについての解説部分はフーコーの権力論みたいで読んでいてドキドキするが、何故か挫折
ネットで人生、変わりましたか 岡田有花 70% 上手にまとめてあるのでサラサラ読めるが、何故か終盤で挫折
かんたんRoRでWebアプリ開発 arton 30% 写経しながら読んでいるので、しんどくなって挫折
ガラクタ捨てれば自分が見える カレン・キングストン 30% 掃除したくなることを期待して読み始めたが、掃除と共に挫折
転職面接必勝法 細井智彦 60% 転職をどう捉えるかについて詳しく解説してあるが、後半グダグダになってきて挫折
年収10倍アップ勉強法 勝間和代 10% 最初に本全体をパラパラっと通して読んだら満足してしまって挫折


結構たくさん買い込んでいる割には、進捗度合いは今ひとつですね。このペースで未読の本が増えていったら、そのうち読書そのものが苦痛になってきそうです。


思うに、昔の私は、小説やドキュメンタリーなどの物語的な要素の強いものを好んで読んでいたのですが、そういったものであれば、「結末を知りたい」という気持ちから一気にラストまで読み進めてしまうことができていたように思います。また、小説であれば、自分の好きな作家はたいてい固定されてきますし、新作がリリースされる間隔に合わせて、自分のペースで読んでいくことができたのでしょう。


ところが、最近の読書傾向として、自己啓発的な内容のものばかりに目がいってしまっているように思います。
自己啓発本は、ある程度まで読み進めた段階で知的好奇心が満たされてしまうような構成になっているものが多いです。また、必ずしも最後まで読了する必要はなく、自分の興味のある箇所だけつまみ食いしても満足感が得られるようになっています。読んでいる間に、興味の対象が別の方向に進んでいってしまうことも多く、そこからまったく別のテーマの本に浮気してしまうことも起こりやすいと言えるでしょう。


なんとなく見えてきましたね。
今の読書傾向を続ける限りにおいては、未読の本が増えていくことにあまり問題はなさそうです。
読めない自分に罪悪感を感じる必要などなかったのです。


そんなことを考えながら、さきほどWEB+DBプレス編集部から送られてきた封書を開くと、中には一冊の本が入っていました。

「ソフトウェア開発の名著を読む 柴田芳樹」

読者プレゼントに応募していたのが当選したようなのですが、中身をさらっと覗いてみると、他の書籍のガイダンス的な内容になっていたので思わず苦笑い。
さすがに勘弁して欲しいですね本当に…