COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

図書館の快楽

先月に結婚して引っ越しをしたのですが、転居先の近所に大阪府立中央図書館というところがあるということを最近知りました。
自転車で15分程度で行けそうな距離です。
「府立中央」という名に恥じないくらいの大型図書館で、一般書から専門書にいたるまで、たいていの本は揃っていそうな雰囲気です。


図書館といえば、お金のなかった学生の頃はよく利用していたものですが、働きだしてからというもの、「借りたり返したり」という手続きに捕われるコストに嫌気がさし、だんだんと使わなくなってしまいました。
だからといって全く本を読まなくなったわけではなく、書店には定期的に行って、お金を出して本を買ってはいました。
けれどもそこで一つの問題が発生したのです。
「本を所有した」という安心感から、いつまでたっても読まずに放置してしまうということが増えたのです。
そのうち書店に行っても、「面白そうな本やけど買ってもどうせまた読まずに放置してしまうやろう」と思ってしまい、だんだん入手すること自体しなくなってしまいました。

今思いかえせば、学生時代の私は、図書館をブラブラうろついて、なんとなく気になった本を手当り次第に借りてきて、手元にばらまいておくという状況を作ることで、そのままの勢いでパラパラと最後まで読んでしまえていたんでしょうね。
さらに、図書館の本には返却期限がありますし、「一定の期間までに読み終えてしまわなければ!」というプレッシャーから最後まで読んでしまうということもあるのではないでしょうか。


というわけで、しばらくまた図書館利用者に戻ってみようかと考えています。
ネットで少し調べてみたのですが、この府立中央図書館においてある蔵書は、すべてネット経由で検索できるようになっているんですね。
検索結果一覧から、そのまま予約画面に飛べるようになっていたりして、随分と素敵なことになっているではないですか。
便利な時代になったなといつものごとく感心すると同時に、この検索画面のインターフェースだけはなんとかして欲しいなと残念な気持ちで一杯になりました。
これ、どうにかしてラッピングできないものでしょうか。
予約件数なんかもわかるようになっているので、そこでランキング出したりしてみても面白いかもしれませんね。

最近こんな感じでアイデアばかりは異様に出てくるのですが、実装している時間がとれなくて苦労しています。
やっぱり独身時代とは異なって、格段に自分の時間は減っていますね