COBOL技術者の憂鬱

COBOLプログラマは不在にしています

穴を掘っている


twitterに投稿された「死にたい」をランダムで抽出し 20万件を超えるツイートをひたすら樹海で印刷する衝撃のMV


amazarashi『穴を掘っている』“Digging Holes” - YouTube

 

amazarashiというバンドのMVをさっき観ていて、おもしろかったので取り上げます。

 

twitterで「死にたい」で検索して出てきたツイートをプリンタでひたすら印刷して、それを樹海でばら撒くというもので、なるほどこれはちょっとヤバい動画なのかなぁと思いながらも、おとなしく様子を見守っていました。

amazarashiなんて聞いたこともないバンドだったんですが、曲の感じとか声とかじわじわと沁みてくる感じでなかなかいいですね。好きです。

でもちゃんと聞いてみると、歌詞がすごいことになってました。大丈夫なのかこれはと心配になってくるレベル。

 

だって神様も悪人 希望を持たせるだけ持たせて

泣いても喚いても祈っても 最後に突き落とすのがその手口

 

人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早いほどいい

僕は僕を諦めたぜ うまれてすぐさま諦めたぜ

 

思わず「おいやめろ~」と言いたくなるような辛辣な言葉のオンパレード。で、映像はネガティブな単語が印刷された紙が舞う様子をずっと映し続けるのです。

あーこんなん見なければよかったなーとヘコみながらも、曲が終わった後のラストの場面で救われるという。

これはうまいと思いました。

 

ACのアレかと思いましたね。

 


公共広告機構 CM 『黒い絵』 - YouTube

YouTubeの闇をみた

最近テレビでYouTubeのCMが流れているのを目にするにつけ、ああいう自撮り動画を配信している人たちって、どんなことをやってるんだろうなと興味を持ったので、いろいろ観てみました。

 

どうせみんなマジメに自分の持ち芸を披露している動画ばかりなんだろうなと思いながら観ていたら、ちょっと突き抜けて面白いことをやっている方を発見しました。

 


【妖怪ウォッチ】YouTube版ようつべウォッチ体操 - YouTube

 

ようかい体操を替え歌にして踊っている動画なのですが、歌詞が愉快な感じですね。

この、ちょっと斜に構えた感じがグッドです。

なるほど、お金が大事なんですね。

 

 


メントスコーラウォシュレットでアル爆破!!! - YouTube

 

他にも、全力で体を張ってバカをやっていたり…

 

 


好きなことで、生きていく SHIBATAR YouTube TVCM - YouTube

 

YouTubeのテレビCMを徹底的にdisるような感じで攻めてみたりと、思わずクスリとしてしまうような内容が盛りだくさん。

「子供騙して、生きていく」

いいですね。

 

 

こういった「おバカ動画」を誰が中心に観ているかというと、どうも小中学生くらいの子供が観ているようなのです。

確かにそのくらいの年齢層にクリティカルヒットしそうな内容の動画が多いので、わかるような気がします。

 

こんなふうに低年齢層に向けて顔出しで動画をやっていると、誰かにイタズラされることも多いようで、苦労されているようなのですが、この人はそれすらもネタとして消費していきます。

 


イタ電してきた奴の学校に電話しました - YouTube


うちのポストにコンドームを入れた餓鬼とその親に会いにいって発狂! - YouTube

 

ちょっと私はこのあたりで受けつけなくなって観るのを止めてしまいました。

YouTubeなので、某ニコ生とは違ってお上品な感じの動画ばかりが存在すると思い込んでいただけに、こういう揉め事関連を見せられるとキツいですね。

 

人気YouTuberになると年収が億までいくこともあるなどという話を聞いたりもしますが、顔出しで大勢の目にさらされるところにいる限り、こういった負の側面もでてくるわけで、みなさんよくやるなぁと感心してしまいます。

 

あと、もうひとつ驚いたことが、こういった動画に「コメント」がたくさんついていることです。2ちゃんねるのような感じで野次を飛ばすようなコメントが多いのが意外でした。YouTubeって、こんなところでしたっけ?

営業電話ブログがおもしろい


営業電話黙示録

 

これ、最近おもしろいなと思ってるブログです。

毎日のように職場にかかってくるセールス電話とのやりとりを文字起こしして、その都度ふりかえりを実施しているブログです。

 

以前勤めていた職場が、しょっちゅう営業電話がかかってくるようなところだったので、このブログを読んでいると辟易してしまっていた当時のことを思い出させてくれます。

当時はあまりにも困っていたので、こんなエントリを書いてしまったくらいです。

セールス電話対策ガイド - COBOL技術者の憂鬱

 

私も、対策ガイドではなくて、このブログのように各々の事例を面白おかしくとりあげればよかったんでしょうね。客観的にみて絶対おかしなやりとりになってるのがよくわかって楽しめたと思います。

 

 

 


謎動画「うちのネコの仕草を全部おっさんで再現してみた」が登場 ただの理不尽なおっさんじゃねえか! - ねとらぼ

 

続いては、猫動画ではないのですが、猫関連の動画を。

飼い猫のしぐさを人間がモノマネするだけの動画なのですが、なんかじんわりじわじわときてしまいました。

猫の目の前でご飯あげても見向きもせずにどこかへいったりする様子とか、まるで擬人化されたアニメをみているような精緻さで、思わずニヤリとさせてくれます。

「飼い猫あるある」について一通り網羅されているかもしれないです。

あー面白かった。


My only friend is a cat / Min enda vän är en katt / 僕の友達は ...

友人のインフラ


賛否両論、Facebookの「ともだち」広告。ともだち地獄はどこから始まったのか - エキレビ!(1/3)

 

Facebookは、毎日チェックしています。

 

興味ないふりをしていても、なんだかんだいっても友人・知人のことは気になるもので、やっぱり見てしまうんですよね。

いつ見てもそこには友人達のありきたりな日常がひたすら綴られているわけですが、そこからなんとなく彼らの息遣いが伝わってくるのは素晴らしいなぁと思うわけです。こんな仕組みがあってほんとによかったなぁと。

いやほんとに、かつてはネットやケータイとかが存在しない時代もあったわけで、それに比べたらすごい便利な時代になったなと思うのです。

 

ただ、そんなふうにお手軽に友人・知人の近況を把握できるツールが普及してしまうと、わざわざ電話したり会ったりとかして話をしようと思わなくなってしまうんですよね。なんか、近いんだけど遠いみたいな、そういう距離感になってしまっていることが多いような気がします。

あと、Facebookをやっていない友達も当然いるわけで、そういう人たちのことが「どうしているのかな?」と気になったりすることもあるのですが、わざわざ連絡とったりすることもなく放置していますね。

 

うーん、友人・知人関係を維持するための快適なインフラが整ってしまうと、どうしてもそこに甘えてしまって、あえてそこから飛び出そうとはしなくなってしまうのかな。そう考えると、いいのか悪いのかよくわからなくなってきました。

パソコンが欲しくて仕方なかった


親に、macが欲しいと言ったら、怒られたっかんじとか、そういう… - 人力検索はてな

 

ほほえましいというかなんというか…自分の子供の頃を思い出してしまいました。

 

パソコンって当時はあまり一般的ではなかったので、親からしてみればなんでそんなものいきなり欲しがりだすのか理解できなかったんでしょうね。

私がいくら説明しても、なかなか首を縦に振ってもらえなくて苦労した思い出があります。

しょうがないのでもう買ってもらうのはあきらめて、「雰囲気を味わって楽しむ」方向に流れていきましたね。

紙にキーボードの絵を書いて、それを使ってブラインドタッチの練習をしてみたりとか、他には、紙にコーディングして机上デバッグしてみたりとか、とにかく紙と鉛筆と想像力をフル稼働させた妄想の世界で、プログラミングの雰囲気を味わって一人で楽しんでいたんですね。

親から見たら、どうもその姿が、私が涙ぐましい努力をしているように映ったらしく、結局最後には買ってもらうことに成功しました。

 

この子も、親を説得するとかそういうことあまり意識せずに、まず自分のもてる力を駆使して、やれるところまでやってみる作戦でいった方がうまくいくかもしれませんね。作ってみたいiPhoneアプリを紙芝居みたいな感じで作ってみるとか、ある程度は態度で示すことで、本気度が伝わったりするものなのです。